忘年ラン

今年の夏から定期的に走り始めた皇居。
最初は、月に1度くらいのペースが、
次第に、週に1度になった。



熱気と湿気がまとわりつく夏も、
暑さと涼しさが交差する秋も、
空気がしんと張り詰める冬も、
そんな季節の移り変わりを、
同じ日は二つとない自然の奥深さを、
全身で感じ取れる時間でもあった。



小雨の日もあれば、体調のすぐれない日もあった。
遅すぎて、物足りない日もあれば、
速すぎて、しんどいだけの日もあった。



どんな時も、
走り終われば、それなりの爽快感があり、
シャワーを浴びて外に出れば、
無条件の充実感に包まれた。



今年の、走り納め。
来年もまた、この一周が、いろいろなことを
教えてくれるような気がする。