秋ラン

風もなく穏やかな日。青く澄みわたる空。
その爽やかさに背中を押されて、
皇居2周(10km)のランニングに挑戦。



10kmといえば、フルマラソンの1/4足らずだし、
各地で開かれている市民マラソンでは定番の距離だから
普通のランナーにとっては、別にすごい距離でも何でもない。
とは言え、これまで経験したことのない距離には不安があったし、
自分にはまだ無理だと思っていた。思い込んでいた。



でも、走れた。不思議なほど簡単に。
それも、少し前の5kmと同じくらいの速さで。
その爽快感(と空腹感)は、もちろん過去最高のものだった。
その後のシャトーブリアンは、美味しかったな。



なんだって、やってみなければ分からない。
そう思い続けることが、きっと大事なんだろう。


自分の可能性に蓋をしているのは、
時代の価値観でも、社会の制約でも、周囲の視線でもなく、
「きっと無理だから」とか「こんな歳だから」とか「恥ずかしいから」という
自身の悲しき思い込みであることだって、きっと少なくない。
これからも、まだまだ挑戦。




さて、目下の問題は、
生活のサブ部分が充実していくのに対して、
メイン部分が、何とも心許ないところ。
こっちでも、ちゃんと挑戦していかないと。