転職・天職

社会人5年目にして二度目の転職。
もはや珍しいことではなくなったが、
「忍耐力」という言葉が好きな世代にはあまりいい顔はされない。

生活に最低必要な物だけをバックパックに詰め込み、
未知なる土地への好奇心だけで国境を越え続けたあの頃の精神のまま、
ただ対象が変わっただけなのだろうか。

最初の転職は、ただただ期待に胸を膨らませていた。
自分の社会的経済活動が、その小さなコミュニティーだけでなく
別のもっと広いフィールドでも通用することを認められたような気がしたし、
相対的に明らかな厚遇が約束されていた。
実際はそんな半分勘違いのような安心感や高揚感は数ヶ月で消えてしまうのだが。

そして二度目。
未開の地へ足を踏み込む時の沸き立つような興奮は、ほとんどない。
次から次へと新しいものに目を輝かせる若さを無くしてしまったからかもしれないし、
退職手続きも中途半端なまま、転職先に片足を突っ込んでいる状態が心苦しいだけかもしれない。
あるいは、サラリーマンなんてもうウンザリだと思いながらも、
結局組織に属さなければ何もできない自分自身を嘆いているだけかもしれない。

そんなこんなで、思い描いていた道が少し開けたはずなのに
いまひとつ浮かない日々。。。

就職氷河期に萎縮してしまった世代の悲しい性か?
これは一体何なんだ!!??

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来週は長期休暇。なのにソウルツアー。(もったいないと言われることは覚悟の上)
という訳で、気分を盛り上げるために一風変わった韓流映画を鑑賞。

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